昨日の続きを書きます。
昨日は歌詞について感じたことをそのまま書きましたが
今日は音に感じたことを書きたいとおもいます。
@今回のアルバムはとてもポップ・・・でもない。
音はポップなんですけどね。
アコギが多用されてて、エレキがあったとしてもクリーンのアルペジオ。
歪んだギターはあまりない。
これだけで言えばとてもポップなのに、そうではない理由。
・まずひとつ、大まかなことを言うとダークな雰囲気ですよね。
アルバム前半の曲にいえます。特に「ニコラとテスラ」なんかは。
・あとメロディも理由のひとつでしょうか。
いつもなら聴きやすく覚えやすいメロディなんだけど
今回は直感で作ったからか知らないけどとてもメロディが難解。
「ニムロッド」や「技法」は割と聴きやすいんだけど。
やはりこればかりは今まで聴きやすいメロディを歌ってきたピープルにとって
アルバムの欠点になってしまいますね。
でも直感で音楽を作るという結果がこういうことになったのなら
これはこれですばらしいと思う。
・あとは変拍子なところ?
・・・いつもどおりですね。「沈黙」なんて本当にどうなってるんでしょう(笑)
逆にこれまでこんなに変拍子なのにポップに昇華してきたというのは本当にすごい。
@もうひとつ。どうでもいいことですが
lovely Taboosの頃から環境音を音楽に取り入れるようになってきていますね。
「親愛なるニュートン街の」でもヒグラシの鳴き声が聞こえますし。
「技法」でも最後にモールス信号みたいなのがあるし。
本当に小さいことだけど実はこれにはピープルが音楽に取り組む姿勢の変化が現れてたりして。
いままでずっとバンドサウンドというのにこだわってきていたけど
Lovely Taboosの「子供たち」では少しシンセもあるし、ピアノもあるし。
あと、一時期ギターをシンセに持ち変えて歌うという話もあったらしいし。
まぁその話は実際やってみて、納得いかずボツにしたらしいけど。
正直、少しだけそういうのも聴いてみたい気がする(笑)
@また昨日みたいに記事が長くなりましたが
それほどこのアルバムに感じることが多いということです。
難解なアルバムだからこそ、でしょうね。
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